4月の沖縄。ダイビングやシュノーケリングはどんな感じ?

4月の沖縄と言えば上旬は春休み、下旬はGW突入と観光で来られる方も次第に増えだし、忙しくなっていくシーズンに入っていきます。
中旬頃は目立った休日もないため比較的落ち着きはしますが、2・3月と比べ気温も上がってきており、日によっては夏を感じさせるような暑い日も。そのため、ダイビングやシュノーケリングなど海遊びをしに来られる方も増えてくる傾向にあります。
※この記事を書いている2020年5月上旬は新型コロナウイルスによる観光業などへの影響が多大に出ています。そのため飛行機料金などの情報は例年と比べ差が大いに出る場合があります。これについては来年の同じ時期にまた追記する予定です。
4月の沖縄について
昨年の沖縄県へ訪れた観光客数の表です。データは沖縄県HPの「入域観光客数」より。
年初めの1・2月頃は沖縄でも一番寒い時期になるためか少し観光客数が減っていますが、3月頃からは次第に増え出しており4月は80万人を超える数の方が訪れています。
弊社のようなダイビングやシュノーケリングサービスを行うお店も、春休み頃から問い合わせが多く入りだし慌ただしくなっていきます。
そのため飛行機料金やホテル宿泊料など、1・2月頃の閑散期よりも少しずつ上がってくるようです。またダイビングやシュノーケリングで沖縄を訪れる場合にお店の予約状況がいっぱいで受け入れができない、といったことが起こる可能性が十分に考えられます。
弊社の場合でも、早い方は2・3月頃からGWのご予約をされる方もおられます。ほかのお店も同様なので、春休みやGWの予定を立てられる場合早めに計画されることをお勧めします。
2020年4月の気温や服装について
今年の4月の那覇における「最高気温」「最低気温」を表にまとめてみました。上にある表が今年(2020年)のデータ、下にあるのが昨年(2019年)のデータになります。
今年は昨年と比べ少し気温が低かったようです。天気予報でも例年より2~3度ほど低くなっていると言っていました。
日差しの強い日であれば日焼け止めの使用も考えなければなりませんが、データから見ると最高気温が16度と肌寒い日もあるようです。4月に沖縄に来られるのであれば少し暖かい服装も必要かもしれません。
4月の飛行機料金の目安
沖縄に来るためには必ずと言っていいほど飛行機を使う必要があります。飛行機は新幹線などと違い、値段に変動が出やすいのが特徴ですね。
ここでは私が個人的に調べた飛行機チケットの最安値を載せています。調べ方は「格安 飛行機チケット」で検索しています。
※料金は目安程度にお考え下さい。また、新型コロナウイルスの影響で例年と比べ料金に大きな差があるかもしれません。
東京羽田成田→那覇 (片道)
平日 6,720円(最安)~11,570円(最高値)
休日(土日祝) 6,720円(最安)~ 8,210円(最高値)
大阪伊丹関空→那覇(片道)
平日 5,120円~6,200円
休日(土日祝) 5,120円~6,730円
愛知セントレア→那覇(片道)
平日 7,290円~10,240円
休日(土日祝) 8,000円~13,400円
北海道札幌新千歳→那覇(片道)
平日 37,340円
休日(土日祝)37,340円
福岡→沖縄那覇(片道)
平日 5,590円~6,790円
休日(土日祝) 6,190円
※データは2020年4月20日に調べたものです。
4月の海水温について。海遊びは快適に遊べる?
沖縄で一番寒い時期は1~2月頃です。3月頃からは段々と気温が上がってくるため真冬の時期ほど寒さは感じなくなってきます。しかし、海水温が上がるのはもう少し時間が掛かります。4月の沖縄の海水温は20度~23度ほど。あくまで平均的な水温であり、場所により多少海水温に違いが出ます。一般的にシュノーケリングなどの水面は23度程ありますが、水中は深く潜るほど海水温が低くなり、20度程になる場所も。
シュノーケリングの場合、4月であれば5mmの厚めのウェットスーツがあれば十分快適に楽しめると思います。シュノーケリングはあくまでも水面のみでの活動になります。水面は太陽の光も直接当たり水温は比較的高めです。
稀に水着で泳いでいる方もいますが、日によっては風が冷たい時もあり、少し寒そうにしている姿を見かけます。
ダイビングは5mmの厚めのウェットスーツだけではまだ肌寒いかと思います。お持ちならフードベストの使用をお勧めします。
潜っているダイバーを見ていると暖かい生地のウェットスーツやフードベストを使用されている方を多く見かけます。
私の場合、体を冷やさないため6mmのスキンスーツ(フード有り)を使用しています。このスーツで1ダイブ40~50分程度のダイビングを3本快適に行えます。
ちなみにドライスーツを使用される場合水中は快適ですが、陸上・船上は暑くなるかもしれませんね。
4月の糸満の海について。この時期は何が見られる?
・ダイビング
今年のデータを見る限り、全体的に北寄りの風が多いようです。糸満は地形の関係上北風に強いため出港率も高めです。ポイントに到着すれば穏やかという場所も多くあります。
水中ではまだまだウミウシが多く見られます。見られるウミウシについては場所などによっても様々です。
幼魚も次第に出てきました。こちらの小さな魚はアマミスズメダイの幼魚(2cm程)です。この時期になるとかなり多く見られるようになってきます。体の淵にある青い色がとても綺麗な魚です。ちなみに大人になると地味な体色になってしまいます。
こちらはキンギョハナダイの幼魚(2cm程)。4月後半にもなるとチラホラとそこら中で見られるようになりました。
・シュノーケル
4月に入ってもまだ北寄りの風が多いため、南向きに面している糸満のビーチ「大度海岸(ジョン万ビーチ)」は比較的穏やかな海況であることが多いです。そのため小さなお子様でも安心して遊べるかと思います。
夏に比べると魚の数は少し減りますが(少ないといっても遊びに来られるお客様は皆様魚が多いと驚かれます)、海に入っている人もほとんどおらず、のんびり静かに遊ぶことができますね。水の透明度は満潮時の方が干潮時に比べ綺麗です。
小さなお子様のいるご家族であれば、波が無くなる干潮時を狙うのがオススメです。プールのように穏やかで安全な海で多くの魚を見ることができますよ。
まとめ
いかがでしたか。沖縄の4月の海遊びの事情が少しでもわかっていただければ幸いです。夏に向けてだいぶ暖かくなってくるのも丁度この時期くらいからです。沖縄で海遊びをされるのであればこの頃からが比較的オススメな時期になります。
今の海の状況や見られる生物など、気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。