糸満にてレスキュー講習です

3/11は糸満ダイビング協会主催でレスキュー講習を行いました。
安全が第一のダイビングですからね、いざという時のレスキュー活動が出来るよう講習を行っています。
糸満でのレスキュー講習は昨年の11月にも行っていますので、約4ヶ月ぶり。
ハイペースで行っていますが、レスキュー講習に関してはやり過ぎて困る、といったことは無いですね。
いつも学ぶことばかりです。
まずは陸上で知識に関するおさらいから。
レスキューに関するお勉強や実技の流れを頭に入れた後はスーツに着替えて水面・水中でのレスキューの実技です。
今回のレスキュー実技の内容は、
水中で事故者発見
正しい順序で水面へ
水面で不必要な器材を外す
気道確保・心配蘇生を行いながら船へ
事故者の船への引き上げ
についてです。
教科書通りの知識や実技のスキルももちろん大事ですが、実際に自分たちが使う船で、手元にある道具だけでレスキュー活動を行うことができるのか、試行錯誤しながら行っています。
この時はウェイトベルトのみを使って一人で水面から船に引き上げている時です。
時間をかけていいのならいくらでも方法はありますが、緊急事態を想定して、出来るだけ素早く船に引き上げることを考え工夫して行ってみました。
午後からはまた海に遊びに行って来ました。
前日から引き続き北風が強くうねりも残っていたため、今回は港から3分もかからない近場のポイントへ。
砂地と海藻がメインのポイントですが、ウミウシなどマクロ生物が多く、好きな人にはたまらないポイントです。
一緒に入った他の方は早速コテングノハウチワに生息するテングモウミウシやクサイロモウミウシなんかを見つけていたようです。
自分は違う目標があったため見ていません。
写真は過去ピクチャーです。
この子の大きさは2mmほどでしょうか。
2個体いますが、白くて小さい子は色が飛んでいますね…。
私の目的はというと、ピカチューことウデフリツノザヤウミウシをひたすら探し回っていました。
まだこの場所で見つけたことは無いのですが、居てくれそうな環境でもあるため必死に探しましたが今回も見つからず…。
残念。
代わりにオオアリモウミウシ科のスーパーおチビちゃん(1mmもあったかな?)に出会えましたが。
水中10m以深の海底でさえうねりがあったため海藻ユラユラ。
ピントが全く合わず手元に残ったのは残念なピントの写真のみ…。
是非ともその可愛さをお伝えしたかったんですけどね。
個人的にはこのポイントで初のトゲトゲウミウシ。
海藻に引っ付いていましたが、体が大き過ぎて海藻が見えてません。
世界最小のイカ、ヒメイカにも遭遇。
この子は中々逃げませんでした。
その後ろにはタツノハトコが。
この子だけでも十分な被写体になってくれますが今回は贅沢に後ろボケになってもらいました。
ここ最近北風が多いですね。
ダイビングが出来ないほど海が荒れるわけでは無いですが、船の上や陸上が寒い。
はやく春にやってきて欲しいものです。
カメラや水中ライト等のカメラ機材のレンタルを始めました。
初めての方でも上手に撮れるよう丁寧にご案内させて頂きます。
水中写真撮影を一緒に楽しみましょう。