小さなお子様でも安心して遊べるシュノーケルを目指して

沖縄の海遊びの定番といえばシュノーケル。
せっかくの沖縄旅行。できるのなら自分の子供にも楽しんでもらいたい。
でもシュノーケルって何歳からできるんだろう?小さい子供にとってシュノーケルは安全なんだろうか?
私から言わせればシュノーケルは手軽でこそあれ、場合によっては十分危険なマリンスポーツだと思います。何年も海で遊んでいる私でも、海に入る際は事前に天気予報をチェックし十分に注意を払い行っています。
プールと違い海は海況が常に変わります。プールサイドにいるような監視の人もいません。有毒な生物もいますので、ある程度知識が必要です。
小さなお子様がいるご家族なら尚の事。安全で快適なシュノーケルを楽しむため、是非とも専門知識を持つガイドの元で遊ぶことをおすすめします。
この記事は小さなお子様がいるご家族に向け、危険いっぱいな海でも安心安全にシュノーケルを遊んでもらえるよう、私が取り組んでいるツアーの特徴についてご紹介します。
沖縄本島でシュノーケルツアーに参加しようと検討されているあなたへ、是非ショップ選びの参考にしてみてくださいね。
私(筆者)について
沖縄県の南部・糸満市にあるダイビング・シュノーケルサービスを提供する「糸満ダイビングサービス」代表
・土屋 雄平 31歳
・ご案内総人数 1万人以上
・2児の父(3歳と1歳の男の子)
・国家資格:潜水士
・任意団体:PADIスクーバインストラクター
・那覇消防局:普通救命Ⅰ
4歳から受け入れしています
当店のシュノーケルツアーは、原則4歳以上のお子様から受け入れをしています。
経験上2歳や3歳のお子様だと魚を見て楽しいというよりも、普段遊びなれない海という環境の変化についていけず泣いたりぐずってしまい海に入れないことも。
4歳のお子様になると魚のこともよく知っており、自分で見てみたいという気持ちを強く感じられます。自分で見たい、という強い意志があるので上手な子は自分でマスクを付けて泳いで魚を見ることができます。あまり水に慣れていない子供でも浮き輪に乗って魚を観察できるため、十分にシュノーケルツアーを楽しんでくれます。
子供がストレスをあまり感じず、積極的に参加してくれる年齢が大体4歳くらいの子から見受けられるようになります。そのため当店では原則4歳以上のお子様からツアーを開催しています。
ぴったりサイズ、豊富なスーツのサイズを用意しています
当店はツアー中に使うウェットスーツの無料貸し出しをしています。
ウェットスーツは主に以下の重要な役割を持っています。
1.日焼け防止
2.浮力の確保
3.ケガの予防
4.体の保温効果
どれも重要なものばかりです。すべて説明すると長くなるので気になる方はこちらの記事も読んでください
夏の海でもウェットスーツは着るべき?スーツの持つ大事な役割とは(現在作成中・・・)
上記に挙げた理由から、小さなお子様にはウェットスーツの着用をお願いしています。しかし、普段着ることのないウェットスーツは子供にとってはストレス。上の4つの理由を説明したってわかってくれるはずありません。
当店ではそのストレスを少しでも軽減できるよう、ぴったり~少しだけ余裕のあるサイズのスーツをご用意・お渡ししています。
キツすぎたりブカブカなスーツはどうやら子供にはあまり好まれないようで。ぴったりサイズを着てもらって「似合ってる~」と伝えると笑顔で写真を撮らせてくれたりします。
あとこれは大きな声では言えないですが、お店によってはレンタルで出てきたウェットスーツのお尻やヒザの周辺に穴があいていてボロボロ、なんてことも…。サンゴや岩場で多少傷が付くのは仕方のないことなのですが、さすがに年季が入りすぎてボロボロなのは私も気になります。
こういう部分もお子様はよく見ています。
ボロボロなスーツを手にして「ボロボロだぁ・・・」なんて言葉が聞こえてきたことも。私もお客様も、お互いが気持ちよく楽しめるようキレイなスーツを用意してお待ちしていますね。
ライフジャケットやボート型の浮き輪もご用意しています
シュノーケリング活動中の事故をよくニュースで見ます。一番の原因は「浮力帯」を身につけていないことが原因です。ここでいう「浮力帯」とは浮き輪やライフジャケット、ウェットスーツなど浮力のあるもののことを指します。
当店では大人・子供に関わらずライフジャケットの着用を原則義務としています。シュノーケル活動中、我々インストラクターは事故を未然に防ぐため常に皆様の動向を観察していますが、もしも何かあった時に助けてくれるのはこの浮力帯でもあります。
ライフジャケットは身体の小さなお子様でも快適に着られるよう、極小サイズからご用意。
ツアーに同行する私も浮き輪を2種類携帯しています。
大人用の浮き輪と、子供が乗れるボート型浮き輪です。
このボート型の浮き輪が大変人気なようで、複数名お子様がおられる場合取り合いになることも。怖がって水に入れないお子様も、浮き輪についているのぞきメガネから水中を観察できるすぐれモノです。
敢えてビーチシュノーケルを行っています
当店が主に使用するビーチは「大度海岸」というビーチになります。潮の満ち引きによっても変化はありますが、一番深い場所で2~3mほどです。
稀にですが予約の際、ビーチだと水深浅いですよね?楽しいですかね?なんてことを聞かれます。
とても楽しいです!
水深が浅い=面白くない、ではありません。
ビーチシュノーケルのメリットはいくつもありますが、代表的なものは以下の5つです。
1.水深が浅いため魚が触れ合える程の距離に来るので、子供が飽きずに長く楽しめる
2.段々と深くなるので子供のスピードに合わせてゆっくりツアーを進められる
3.干潮時は完全に波がなくなりプールのように穏やかなので安全
4.干潮時は足の届く浅い場所でも魚が見られるため、最悪水に入れなくても楽しい
5.船は使用しないので、いつでもすぐに中止できる(コレ結構大事です)
もちろんボートでのシュノーケルを否定するわけではありません。
ボートシュノーケルはビーチよりも深い水深の海で遊べるため、楽しめる景色や見れる魚が変わってきます。
大人はなんの問題もないですが、例えばシュノーケルが初めてのお子様にとっては環境の変化が多いほどストレスになります。
・慣れない海
・乗ったことない船
・知らない人達
・着たことのないウェットスーツ
不安だらけです。
出来るだけリラックスして楽しんでいただきたいですよね。以上の理由から、小さなお子様のおられるご家族の場合ビーチシュノーケルをおすすめしています。
1グループ限定のツアーです
人気の観光地の恩納村の青の洞窟などは訪れるお客様の数が多く、インストラクター1人に対し1回のツアーあたりのお客様の数が増える傾向にあります。
それに対し糸満は観光で訪れる方が比較的少なく、インストラクター1人に対するお客様の数は少なめ。
想像してみてください。
・1人のインストラクターに対し最大8名までの複数グループが参加するツアー
・1人のインストラクターに対し1家族だけの貸切ツアー
どちらが安心して楽しめるか、言うまでもないですね。
また、当店は午前と午後の1日2回のみのツアー。
1回のツアーにかけられる時間も長いので、説明や準備を子供のペースに合わせてゆっくり行えます。
説明や準備を早口で済ませ海に連れていかれ気づいたら終了、お疲れ様でした。
といったことは絶対にありませんのでご安心ください。
プロ用の水中カメラで素敵な写真をお撮りします
シュノーケルツアーを思いっきり楽しんでいただくのは当たり前。
当店は終わったあとも皆様に楽しんでいただけるよう陸上・水中のどちらでも写真・動画をお撮りします。
撮った写真や動画はラインやメール等でデータにて送付。その日の夕食中でも楽しんでいただけるよう出来るだけ早く送ります。もちろん追加料金など一切ありません。
※写真撮影はあくまでも安全の範囲内で行います。お子様が水を怖がっている場合などはあまりお撮りすることができない場合もあります。あらかじめご了承ください。
私がご案内いたします
当店のシュノーケルツアーはこの記事の筆者である私がご案内いたします。
紹介ページではいい事がいっぱい書いてあるけど、実際に案内してくれる人は全く違う人でした、という心配はありません。小さなお店だからこそ出来る、特別なサービスだと思っています。
・シュノーケルご案内人数1万人以上
・2児の父(3歳と1歳の男の子)
・国家資格:潜水士
・任意団体:PADIスクーバインストラクター
・那覇消防局:普通救命Ⅰ
まとめ
ネットで検索するといろんなお店が出てきます。場所も値段もそれぞれ違う。情報が多すぎて、自分に合った本当にいいサービスって判断するのが難しいですよね。
この記事で挙げた幾つかのポイントは、私自身父親目線で見ても大事なことだと思います。
是非シュノーケルツアーを選ぶ際の基準にしてみてくださいね。
興味がありましたらコチラのページもご覧下さい。当店のシュノーケルツアーの詳細が載っています。
小さなお子様のいるご家族にこそおすすめしたい、沖縄本島南部のシュノーケルツアー
最後まで有難うございました。