モンツキカエルウオ / 沖縄本島糸満で見られる海の生物
モンツキカエルウオ
イソギンポ科 > ハナカエルウオ属 > モンツキカエルウオ
糸満での観察可能エリア:喜屋武岬灯台下
モンツキカエルウオを観察できるのは、水深が3~4m程とかなり浅い場所。糸満で観察できるエリアは沖縄本島の最南端に位置しているため常にある程度の波があります。そのため彼らを探すときや写真撮影をするときは基本的に多少の揺れを感じながら行うことが多いです。
そういった意味では、探したり撮影する点で少し難易度の高い生物かもしれません。
彼らの性格は写真を見てもらってもわかる通り、かなり臆病。中々近寄りにくいです。探すときは目線を合わせてゆっくりと探してみてください。
一度巣穴の奥に隠れてしまうと、再度出てくるまで時間がかかるので、引っ込みそうだなと思ったら一度行動を止めてみましょう。
同じ場所にいるタテガミカエルウオなどはもう少し巣穴から出てきてエサをぱくぱくしているイメージですが、モンツキカエルウオはあまりそのように活発に動いている様子を見るのは少ないように思います。